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CI展開中(その2)
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GWの後半、皆さん如何過ごされましたでしょうか?
以前に記述したCI(コーポレートアイデンティティ)の一環として、
弊社のロゴを新しくしました。そしてこのマークに、こんな思いを込めました。
"たてものに愛情を"
建物建設中の品質管理や工程管理。
竣工後の省エネ、建物維持管理等々のご支援を
上記の思いで、これからもサービスを続けて参ります。
今後とも、宜しくお願い申し上げます。
今週のスポーツの話題は、何といっても
長嶋・松井両者の国民栄誉賞受賞の光景。
始球式の豪華な顔ぶれも然ることながら、
将に打ちに行く長嶋監督の姿が印象的でした。
そして、中村紀洋選手の2千本安打達成。
残り2本で達成する中日の谷繁選手の目の前でのライバル対決?
22年目にしてこの記録を迎えるまでには、
過去に2度のクビの宣告を乗り越えての今日がありました。
また、スイングフォームに対する批判を受けながらも、
自己流を貫いた姿勢に感銘を受けました。
本日の一枚は、先週に引き続きお台場でのショット、ザ・ワターズ台場です。

2006年に建てられたお台場エリアのシンボルともいえる大規模高級タワーマンション。
地上33階地下1階、その戸数は525戸。タワーマンションは、ここお台場だけでなく、湾岸エリアに今も建設が進んでいます。
東日本大震災後、タワーマンションの需要に不安があるにもかかわらず、今だに、同様な規模の大型マンションが建設中。こんなに増えていいものかと不安になります。
一般に20階以上のマンションをタワーマンションと呼ばれているようですが、
広辞苑によると、15階以上、高さ100m以上とのこと。
タワーマンションの歴史は、
今から40年ほど前の鹿島建設が計画した椎名町社宅が、
パイオニアと言えるでしょう。(1974年竣工)
その頃、超高層建築はS(鉄骨)造のイメージが大きっかったですが、
RC造(鉄筋コンクリート)による建築は、
コンクリートや鉄筋といった手軽な材料でつくられるため経済的な構造物。
また、自重が重く、風揺れが少ないので、住宅の用途として最適。
しかしながら、剛性が高いRC造は,
高層になると地震に弱く、当時の日本では7階以上は不可能とされていました。
たとえ耐震性を克服できても、現場作業が複雑で高品質を確保することが難しい。等々。
そこで、各社が構造計算や施工方法について研究に取り組みました。
現在、日本一高いタワーマンションは、
大阪にある「北浜タワー」の209m、54階建ての高層RC造です。
因みに、世界一は、
ドバイにある「プリンセスタワー」413.4m、101階建て。
何と東京タワーより高い!
2012年5月に世界一高い住居用建築物としてギネスに認定されています。
お台場の行楽気分の喧騒の中からファインダーを覗き、
建築技術の歩みに思いを馳せる束の間でした。
では、次回をお楽しみに