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データは語る
省エネVol.82
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遂に、今回で199回目のブログです。200回記念まであと1回と迫りました。
野球ではWBCで、侍ジャパンが2連勝で先ず先ずのスタート。
サッカーでは、マンチェスターユナイテッドの香川選手がハットトリック。
イングランド・プレミアリーグでのアジア人のハットトリックは初めて。
欧州での公式戦でのハットトリックは、日本人で5人目とのこと。
先週は、屋上に多くの空調機が並んでいる写真をお見せしましたが、今週は、空調機に繋がる配管に沢山付いているメーターの写真です。一般家庭の室外機にはこのようなメーターが付いていることは無いと思います。映っているメーターは、空調機に送り込まれる熱源、温水や冷水の温度、
フィルターの目詰まり等を感知する圧力計等です。
設備の保守を行う業者は、
定期的な検査の際にこのようなメーターの表示も
チェックしながら保守点検業務を行います。
昨日のテレビ番組
「NHKスペシャル"いのちの記録"を未来へ 震災ビッグデータ」では、
東日本大震災で、膨大な記録を残したビッグデータが、
今後の防災を模索するものでした。
そのデータには、津波に向かって沿岸部へ入る人々の行動、
1週間で行き交った1億8千万のツィート、
渋滞で動けなくなった車のデータ。
NHK、グーグル、ツイッター社など8社・団体が、
それぞれが有する膨大な災害関連情報を持ち寄り、解析を試みています。
さらに、このビッグデータを利用して「新たな防災ツール」を構築しようと、
産官学を越えてさまざまなプロジェクトも立ち上がっているようです。
この番組で印象に残った事は、
「これらの震災ビッグデータが、我々に語りかけてきている」ということ。
1億8千もの情報が、只、大変な情報量だと感心するだけでなく、
それを解析し、活用してこそ手法の進化が生まれます。
写真の多くのメーターは、検査する専門業者に語りかけています。
只、現在の技術は、既にこれらの多くのメーターをデータ化し、
その膨大なデータから、また、新たに語りかけてくるものが見えてきます。
設備機器に付いているメーターが
故障の予兆を設備点検者に語りかけていた時代から、
省エネに繋がる語りかけを聞く時代が既に起こっています。
弊社のファマボットでは、計測してデータから警告メール等を発信するだけでなく、
取得したデータを分析し、明日への省エネに繋がるサービスも実施しています。
如何でしたか。
では、次回をお楽しみに