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コミュニケーションの原点
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ロンドン五輪まで、あと5日と迫ってきました。
皆さん注目の競技は?
時差があるので、眠れない日々を送るのか。。。
私事で恐縮ですが、先週トレイルランニングに初挑戦。
武蔵五日市から日の出山、御岳山という10km程のコースを、
走って(?歩いて)来ました。
写真は日本でも有名な日本山岳耐久レース、
ハセツネCUPゴール付近の役場の建物です。

私が、走ったコースは、ハセツネCUP逆方向の残り10km程を一部走っただけで、トレイルランを行ったというより垣間見た程度なのですが、一日掛かりで、私にとっては十分過酷なコースでした。
競技経験者の方に同行してもらったので、
比較的安心して廻ることが出来ましたが、
私にとって山登りは、かなり久しぶり。
梅雨の合間で、天候に恵まれたこともあり、
登山者やサイクリスト、も数多く訪れて、
家族連れや老若男女の多くの方が訪れていました。
山道に入っていくと、
そこで、行き交う人たちとの、
「こんにちは」という明るい挨拶を交わしながら、
登って行きます。
街中では、初めてお会いする方には中々出来ない、
この挨拶の光景ですが、
山の中だと、とても自然に、お互い挨拶が出来ます。
「こんにちは」は、
「今日は、ご機嫌如何ですか?」
に由来すると言われています。
「今日は、(もうすぐ山頂ですよ)」
「今日は、(あいにくのお天気ですね)」
山道ではこんな余韻を感じます。
最近では、「こんにちは」を「こんにちわ」と誤表記されることもあり、
「わ」の方が「和」に通じて親しみやすい印象から、
敢えて「こんにちわ」と標記されることもあるとか。
やはり個人的には、挨拶の由来も分かりにくくなり、
由来を連想させる標記の方が安心できます。
危機感を感じたのか、
「こんにちわ撲滅委員会」なるHPもありました。
http://park15.wakwak.com/~o0o0o0o0/bokumetsu/
因みに、「さようなら」は、
「左様ならば」が由来。
一日色んなことを話し合った後に、
「左様ならば、今日はこの辺で・・・」
「じゃあ、そういうことで」
「さようならば、またお会いしましょう」。
というような、意味合い。
♪さようならは別れの言葉じゃなくて~♪
という歌詞がありましたが、
将に「さようなら」は、♪再び会うための~♪
このところ重要視されるようになった絆や
コミュニケーションも
挨拶の由来を思い返すと、
互いの思いが通じ合うよな心和むような気がします。
挨拶は、コミュニケーションの原点。スタートライン。
を実感した次第です。
山道のハードな運動の最中でも、
見知らぬ者同士の挨拶で、心身共に癒され、
野山に集う方々が多い理由に納得した一日でした。
では、次回をお楽しみに