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皆で工程管理
工程Vol.24
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お花見シーズンも過ぎようとしていますが、
プロ野球は、セパ共に全開。
セでは、中日の山本昌がセ最年長勝利。
一方、パはライオンズのエース涌井が、開幕3連敗。
各球団で様々な話題が盛り上がっています。
皆さんも新年度がスタートし、
新たなスケジュールで臨んでいる会社も多いかと存じます。
私、入社間もない頃、所長に教わった事として、
新入社員は、今日明日から来週にかけての工程。
所長は、受け持った工事の竣工(終わり)までの工程。
会社の役員や管理職は、会社の中期的な工程(計画)。
が頭に入ってないといけないと言われました。
実際に、工事現場の所長は着工前に工事の全体工程を計画し、
より具体化していきます。
工事作業所に複数の現場員がいる場合、
若手の社員は、今週、来週の工程について、
関係業者と連携を図り毎日の作業を予定し、実施していきます。
実際には、日々の管理に追われる状況に陥ることになりがちです。
工事竣工までのプロセスをにらんで工事を管理しているつもりが、
気が付くと遅れ気味になってしまう。
竣工に近づくと突貫工事になってしまう。
海外では、発注者や設計者にも責任を担う、
契約形態が多いのに対して、
日本では、請負という契約が慣習的に、
請負責任と解釈されている所以も大きいと思います。
そこで請負者(一般にゼネコン)は
工程管理を行う為、発注者や設計者も含めた
事前の調整が必要になり、その負担はかなりなもの。
しかしながら、昨今は、
工事関係者は人手不足の感があり、
実際にそこまで十分なケアを行うのは
至難の業のように感じます。
そこで、一部の自治体では、発注者側も一緒になって
工程管理に積極的に取り組む動きも出始めているようです。
伺った話によると、
「発注者への工程表の提出が必要なくなる。」
とのこと。
これで、工程管理ソフト等使う必要がなくなる。
と勘違いしそうですが、
実際には、また新たな工程管理ソフトを
使用することになり、
そのソフトを覚えないといけない負担も発生します。
便利な新しいソフトを覚えていくことは、
中長期的には省力化になると思われますが、
当のユーザー(現場管理者)にとっては、
辟易する提案と感じることも多々あるかと思います。
弊社の工程アシストは、
エクセルやCADの経験があれば、
新しく学習する部分はあまりなく、
且つ、先々のシミュレーションを実現するソフトとして、
ご紹介しています。
未だ、使ってみたことのない方は、
是非、一度ご相談ください。
では、次回をお楽しみに