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社員のモチベーション向上には?
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先週から春の甲子園が始まりました。
宮城県石巻工業の選手宣誓と
初戦の戦いぶりは、
最後まであきらめない。
選手や応援団の皆さんの
その思いが伝わってきました。
地元の方々だけでなく
観客の皆が勇気を貰えた出来事でした。
将来に向けて「就業規則」を整備しています。
就業規則の意義は、
たいていは労働基準法を連想するのではないでしょうか。
その連想から、
就業規則は労働基準法に定めがあるから
作成しなければならないものと理解している人も多いかもしれません。
そこで、
労務トラブル回避型の就業規則なのか。
会社も社員もメリットが出せる規則なのか。
と問われると後者と答えたくなるのが心情。
たった一人でプレーしているように見えるマラソン選手でも
練習のみならず、レース本番でも
多くの人たちが関係し、協力、支援されています。
会社を一つのチームで考えた場合、皆の共通認識の元、
モチベーションが高い練習・試合が出来ることが好結果につながります。
一般的に就業規則の目的は、
1.事業主の意思を示す
2.労働者の権利を明示する
3.透明性の高いルール作りを行い社員のモチベーションを上げる
4.労務管理を通してコストを削減する
5.トラブルを防止する事
等とよく書かれています。
でも、いざ作ろうとなると、
トラブル回避も重要ですが、
会社を誇りに思い、
自身が成長する考えを持って、
自ら挑戦し、育ってほしい。
との思いから色んな欲が出てきてしまいます。
会社の存在が、自分自身を磨く場として感じてもらい、
会社を良くしていくことで、社会を良くしていこう。
と思ってもらえる規則を作りたいものです。
一定規模の会社にいらっしゃる方にとっては、
就業規則は、空気のような存在であまり意識されないかもしれません。
私もサラリーマン時代、気になるは出張旅費規程位でした。
しかし、サラリーマン時代を振り返って、以前の会社の就業規則に、
経営者或いは人事部等の作成担当者の
そのような思いがあったのかもしれません。
当時は、そのような思いが込められていたのかもしれません。
皆さんは、思い当たる所があるのではないでしょうか。
就業規則の中に、
自分にとってモチベーションの上がる一文を
見つけてみては(加えてみては)
如何でしょうか?
では、次回をお楽しみに