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「見える化」元年から次の段階へ
見える化Vol.10
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お蔭様でこのブログ、今回で140回目を迎えることになりました。
誠にありがとうございます。
昨日の成人式は、流石に若者の暴徒化したニュースはなかったようです。
新成人の方々からは、世間に対する不満より、
自分の力で何とかしたいという意見が多かったように感じました。
また、一般の方々からも今年こそ良い年にしたい。
という言が多かったようです。
弊社は昨年を「見える化」元年と位置付けました。
そして、原発事故等により、
世間にとっても「見える化」を意識せざる得ない年になってしましました。
これは、言うまでもなく電力消費の「見える化」、
原発復旧に向けた”工程”の「見える化」等が挙げられるかと思います。
それ以前から取り組んできたエネルギー消費の「見える化」や
省エネに繋がる各種データの「見える化」が実際にお客様の目に
見えるようになってきた年でもありました。
この「見える化」によって様々な問題点が浮き彫りになり、
打つべき対策が見えてき、得られる効果が、更に明確になってきました。
弊社サービス、特にファマボットの特徴は、提供する側の理論に囚われず、
ユーザーにとって最大限の効果が得られるスタンスにあります。
それは、弊社の立場上も設備機器の提供側でなく、
建物維持管理でオーナーから業務を得る立場ではないことから、
幅広く公平なコンサルティングを実践できる強みを持っています。
建物の維持管理に関しては、社会的環境の変化等から
設計通りの運用が行われるケースは少なく、
まして、利用する企業やテナントが変わってく時点で、
設計当初の条件とは大きく異なる状況での維持管理が必要です。
しかしながら、建物オーナー特にテナントビルオーナーは、
テナントから一定の管理費や共益費が得られれば、
光熱費や点検等の維持管理費、修繕費に対して、
さほど削減意識が少ないケースが多いようです。
無駄な経費を抑え省エネを実現することは、
企業・家庭を問わず、待ったなしの状況に来ています。
その際に、見せかけの効果が得られる手っ取り早い対処に惑わされず、
正しいプロセスで省エネ対策、
経費削減を実践できるお手伝いを続けて行く所存です。
これからも皆様、宜しくお願い申し上げます。
では、次回をお楽しみに