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祝い唄とは
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昨日の防府読売マラソン大会、
市民ランナーの川内選手、惜しくも2位でマラソン初優勝ならず。
だが、本人曰く、
「2月の東京でロンドン五輪を確実にします。2時間7分台を狙う」
今回は未だ、練習代わりのレースだったようです。
皆さんの忘年会は今週がピークでしょうか。
今年は、様々な未曾有の出来事が起こった年でしたが、
終わりは良い締め括りにしたいものです。
先日、博多一本締めをご紹介しましたが、
これとセットになっているのが、
博多祝い唄(いわいめでた)です。
祝いめでたの起源は、伊勢音頭と言われ、
自由に住んでいる地域(国)から出る事が許されなかった江戸時代、
唯一許されていたのがお伊勢参りでした。
そこでお伊勢参りに出かけた人たちが、
そこで歌われる唄を覚え、故郷に持ち帰ったのが起源とされています。
ここで一曲、
祝いめでたの若松さまよ 若松さまよ 枝も栄ゆりゃ 葉も茂る
エイショーエー エイショーエー ショーエ ショーエ
アー ションガネ アレワイサソ エーサーソーエ ションガネ
このションガネは、しょうがない、
お祝いの唄に、しょうがない、とは
似つかわしくないような気がするかもしれません。
これは、しょうがなく決まったとしても、
屁理屈を言わず、決まったことは守る、
と意味合いです。
この祝い唄と一本締めのセットは、
全員で「異議なし」と手一本を入れた以上、
後になって文句は言わない、異議は唱えないという、
暗黙のうちに約束を交わす手法なのです。
前回話題にしたCOP17や、
国内での様々な議論。
十分な議論の末には、
異議なしで次の一歩に進んでもらいたいものです。
私の回りも、
社会情勢やそれぞれの事情が変わり、
これまでの関係の変更を余儀なくされる場合がございます。
勿論、議論は必要ですが、
関係者の潔さが必要と感じています。
皆さんの忘年会が、祝いの席として、
来年からの良い年を迎えられんことを。
では、次回をお楽しみに