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省エネの近道
省エネVol.47
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日本プロ野球のエース、
ダルビッシュが遂にメジャーに挑戦。
早くも移籍金額に注目が集まっているようです。
一方、昨日閉幕したCOP17。
(地球温暖化防止の国際協力の枠組みを話し合う
第17回国連気候変動枠組み条約締約国会議)
会期を1日半延ばしての閉幕です。
一昨年の省エネシリーズの第1回でも話題にしましたが、
この時は、中国のしたたかさが目立ったことをご紹介しました。
今回は、米中と議長国アフリカの思惑等々が渦巻いて、交渉は二転三転。
国連を舞台にした各国の駆け引きをよそに
温暖化は着実に進行しており
国際社会の対応は明らかに後手にまわっている、印象です。
弊社の、省エネのご支援につきましても、
関係者の思惑が渦巻き、導入が進まない場合があります。
設備等の運転状況の見える化できる
「ファマボット」
では、空調機器の調整具合も明らかになってきます。
昨今の省エネブーム、節電ブームでは、
「これを付ければ節電になります!」
というものも多いですが、
特に空調機器の場合は、
元々の空調機器の性能が引き出されていない状態や
設計条件と異なる運用のまま調整が未整備の状態が
多く散見されます。
このような場合、表面上若しくは一時的に
効果が出ても、機器の寿命に影響を与えたり、
そもそも、きちんと調整すれば得られた効果であったりです。
手っ取り早く効果が得られる便利商品には、
注意が必要です。
また、「見える化」だけでは省エネにならない。
という意見が出ることもあります。
確かに、見えた問題点に対して、対策を打たなければ、
効果は得られませんが、解決しべき点が見えなければ、
改善は出来ません。
省エネの近道は、簡単ではありません。
省エネは、先ずは「見える化」から。王道。。です。
では、次回をお楽しみに