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防災の日から3ヶ月経って
省エネVol.46
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早いもので今週から12月に入ります。
私事ですが、前日曜日に地元の市民マラソンに参加しました。
天候にも恵まれ、久しぶりのリフレッシュ。
残り1ヶ月のラストスパート、頑張りましょう。
最近になっても防災訓練や防災セミナーが行われている
ニュース等を目にします。
また、防災訓練に参加する方々も増えているとか。
例年は9月1日の防災の日以外は、
あまり活発な活動はありませんでしたが、
今年は防災について改めて
考えるきっかけとなるような自然災害の為でしょう。
技術的な事例としては、
ITを活用した防災体制の変革です。
センサー技術が進化し、
監視システムが活用され防災に役立っています。
センサーで地盤の動きを計測し、
得られたデータをインターネット経由で
パソコンや携帯端末に定期的に送信する監視システム。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20111014/553355/?ST=it
マイクロ波センサーによって地上を観測できる
ドイツの合成開口レーダー衛星「TerraSAR-X」を使って
被災地の状況を把握し情報を提供する災害監視システム。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20111025/553616/?ST=it
そして、
弊社提供のファマボットからは、
警報装置連動の監視システム。
排水ポンプ、汚水ポンプ等の
ポンプから溢れた際の警報と連動して
より詳細な情報を監視することにより、
リアルな監視と迅速な対応・分析を可能にしました。
一方、
技術の進歩だけでは限界があるのも事実。
防災に関する報道でも、
地域の人たちの日頃のコミュニケーションの
大事さを訴えています。
先日のブータン国王来日では、
物質的豊かさの追求でなく、
精神的豊かさを重んじる国策を
国王が提唱しており、
来日中の語録には、その考えを
感じさせる言葉が数々残されました。
家族や地域の隣近所の人々との
何気ない会話が、
それぞれの絆を深めていくことにつながり、
防災体制や精神的豊かさを
取り戻すことを気付かされた気がします。
日頃の地域の方々とのコミュニケーションと
最新の技術の活用。
その両者をバランスよく活用することが、
防災に大事なことではないでしょうか。
では、次回をお楽しみに