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冬の節電
省エネVol.45
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先週に続きスポーツの話題は、盛沢山。
プロ野球では、CSシリーズに決着がつき、
日本シリーズは、中日とソフトバンクとの戦いとなりました。
今期限りの落合監督に最高の勝利をもたらすのか。。
全日本大学駅伝では、駒澤大学が東洋大学のエース柏原の
猛追をふりきっての優勝。
今期の出雲駅伝で優勝した東洋大学は、今期3冠を狙っていただけに、
柏原のゴールの瞬間の悔しい表情が印象的でした。
錦織選手、フェデラーに敗れ優勝はなりませんでしたが、
世界ランクトップのノバク・ジョコビッチを破っての
決勝進出はあっぱれでした。
女子ゴルフでは、上田桃子が、4年ぶりのV。
今週もプレーオフの末の勝利で、
ファンにとっては毎週手に汗握る熱戦が繰り広げられています。
前置きが長くなりましたが、今回は冬の節電についてです。
今月1日、エネルギー・環境会議の
4回目の会合の末、今冬の節電目標が決まりました。
全国的な節電期間として、
12月1日~3月30日の平日(12/29~1/4は対象外)
関西電力は、10%、九州電力は、5%の
節電目標を掲げ、他の地域は見送りとなりました。
また、今夏に東京電力管内で実施した計画停電のような
強制措置は行わない。
とのことでしたが、
11月3日には毎日新聞から
新潟で3.4%の節電を呼び掛ける記事が、
出ていました。
関西地区は、夏の家庭での節電が3%に留まったのに、
今年の冬は、10%とい目標値に疑問の声も多いようです。
関西電力がホームページ(HP)などで発表した節電対策チェックシートによると
http://www.kepco.co.jp/home/setsuden/index.html
エアコンを暖房に使用している家庭では、
「設定温度を2℃引き下げる」(電力削減率7%)
「テレビの輝度を下げて視聴時間を3分の2にする」(同2%)、
さらに「不要な照明をできるだけ消す」「冷蔵庫の設定を弱にする」
などと組み合わせなければ、10%には到達しません。
石油暖房機などを使う家庭では、
エアコンの「7%分」は他の方法で削減しなければならない。
すでに取り組んでいる節電方法も10%からは除かなければならず、
節電10%以上のハードルは想像以上に高い状況です。
現在、弊社が支援しているお客様でも、
関西電力の節電目標値に達する方法は、
運用面だけでの実現は難しい状況です。
今後、節電要請に応えるべく、
ファマボットの必要性が、再認識されることになりそうです。
では、次回をお楽しみに