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中小企業のプライド
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東日本大震災後、
多額の義援金を寄せてくれた台湾の人たちに感謝の意を伝えようと、
日本の水泳選手たちが沖縄から泳いで台湾へ渡る挑戦が
先週の土曜日に行われました。その距離150km。
黒潮の流れをもろともせず無事に泳ぎ切り、
日本と台湾の友好関係が更に深まるイベントでした。
スポーツや音楽等のイベントで震災後、
復興に向けてのイベントは様々です。
復興に向けての話題として、
2ヶ月前に行われた
第145回直木賞の選考委員会で選ばれた
池井戸潤さんの「下町ロケット」のご紹介です。
『こういうときだからこそ
作品で扱われているような中小企業を盛り上げるべきだ』
『落ち込んだ中小企業を救済するいい作品である』
との選考委員の声が紹介されていました。
以前から気になっていたので、
この連休に読んでみました。
面白さに引き込まれて、
一気に読んでしましました。
大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、
中小企業vs大企業の熱い戦い!
かつて研究者としてロケット開発に携わりながら、
今は実家の小さな町工場を経営する主人公。
私自身、
研究対象にかなりの格差がありますが、
以前は、会社の研究職。
そして、会社の内容はかなり異なりますが、
今は経営者。
自分自身のこれまでの経験や現在の状況に
主人公の思いと共感するところが多く、
後半から所々に涙が出てきました。
そして、読後の爽快感。
世の中の不条理を感じながらも
歯を食いしばっている中小企業の経営者には、
人一倍勇気を与える本。
また、経営者に限らず、
それぞれの立場の社員の方にも、
会社の大小に拘らずプライドを持って
業務に携わる一助になろうかと思います。
既に読まれた方、如何でしたか?
弊社のファマボットも
大企業から見ると取るに足らない技術に見えるかもしれませんが、
キラリと光る良さを保ちながら、
皆様の省エネや経費削減のソリューションを展開しています。
そして、工程アシストV3は、
他社が実現しない機能も装備。
大企業が使用するにも遜色ありません。
では、次回をお楽しみに