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この夏、心の風景
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韓国で行われている世界陸上男子100メートル決勝。
ウサイン・ボルトが、痛恨のフライングでまさかの失格。
今大会から採用された1回目のフライングで、
失格となるルールは、世界No.1の実力者にも容赦ありません。
本日、民主代表が選出されますが、こちらの方の緊迫感は。。。。?
平成元年に伊藤園から「お~いお茶」が発売されて以来
「新俳句大賞」が毎年行われています。
子供からお年寄りまで171万句の応募があり、
それぞれの学校や海外からの作品もあります。
http://www.itoen.co.jp/new-haiku/
審査委員も俳句界だけでなく
演劇、文芸、写真、書道など様々な分野の方が名を連ね、
自由でフレッシュな感覚・表現の作品が選ばれるような趣向です。
今年の作品の幾つかをご紹介。
水切りは銀河を走る小石かな (文部科学大臣賞)
きんぎょすくいわたしも金魚もひっしです (小学生の部大賞)
佳作の作品から
お正月ビルの谷間に富士の山 (東京都13歳)
平穏な暮らしの中からほのぼのとした心の風景が描かれていて
心が和みます。
一方、俳句協会は50年ほど前に発足されていますが、
こちらの俳句大賞は今年で第17回。
伊藤園の方が第22回で開催回数で上回っています。
開催回数が多いものでは、
第一生命の「サラリーマン川柳」で24回。
http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/index.html
私も、サラリーマン時代に応募しました。
他にもいろんなところで行われる俳句や川柳の応募ですが、
今年の作品は、震災や節電にまつわるものが多くなるのでしょうか。
そこで、お粗末ながら一句。
蜩(ヒグラシ)も慮る(おもんばかる)や被災の地
地震の影響か、今年のセミは例年に比べ少ないようです。
例年通り暑い夏でしたが、被災者の心情に遠慮したのか。
いつもは甲高く鳴く蜩の鳴き声があまり聞かれない一夏でした。
弊社の提供するサービスは、
工事現場等の業務効率の向上につながるシステムや
建物維持管理費の削減、省エネ、節電に関わるものですので、
細かい事象まで追求して切り詰める行為が多くなります。
企業において、生産性向上や経費削減は、永遠のテーマ。
そこには、厳しい事も多く苦しい思いも多いかと存じます。
そんな中にあっても、心が和む一時は欲しいものです。
皆さんの心にはどんな句が浮かびましたでしょうか?
では、次回をお楽しみに