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LEDの発光効率
省エネVol.37
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来週の日曜日は父の日。
今年の父の日は、震災の影響もあり、
家族の絆が見直された年で、
父への贈り物が多くなるとのこと。
デパート各社の父の日コーナーが、
例年以上のようです。
今年、初めて貰うという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
弊社のお客様で、使用電力15%節電の施策として、
以下の項目を主な取り組みとして
来月からの節電実施の準備に取り掛かっています。
・空調設定温度の変更(昨年度比1~2℃上昇)
・照明のLED化および間引き
・CO2濃度の制御
施設の用途によって、注力するテーマは異なるかとと思いますが、
取組としては、典型的な例だと言えるでしょう。
特に、元々ダウンライトが多かった施設なので、
LED照明の導入は、効果的でした。
ここ数年で、LED電球の価格も下がってきており、
弊社のご支援している施設の投資回収は、
1年未満での効果が期待できます。
LED業者の数も増えてきており、
電球の仕様も光束、照射角、色温度、保証期間も2~3年の要求が可能になり、
弊社のリバースオークション(逆オークション)サービスを
活用して更に安価な調達を実践しています。
ここで、聞きかじりの雑学ですが、
普通のろうそくの火では、
発光に変換される効率が4%程度です。
従来の電球でも10%で、
残りは熱になって熱くて触れない程です。
それに比べLEDは、30%で節電になります。
一方、自然界では、
ホタルの発光効率はなんと90%
究極の発光効率です。
ホタルの発光のしくみの名前は、
天国を追放された堕天使ルシファーに由来します。
ルシファーは、光をもたらす者というラテン語で、
派生語のルクスは明るさの単位です。
(今週のアエラ:ドリトル先生の憂鬱からの抜粋)
この記事では、LEDの明かりに冷たさを感じる点について、
記載されています。
発光効率が悪い分、温かみを感じるのか?
見慣れた発光効率に温かみ・親しみを感じるのかは、
皆さんの解釈にもよりますが、
究極の冷たい光のホタルの明かりに、
癒し・和みを感じるのが日本人。。。?
今年の夏は、ホタルを見ながら
発光効率と光の温かみについて考えてみては如何でしょう。
では、次回をお楽しみに