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降雨日数
工程管理Vol.18
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今週から6月に入りますが、
先週末、関東地方まで梅雨入り宣言となり、降雨日が続いています。
心配された台風は勢力が弱まり温帯低気圧になりましたが、
関東甲信越では局地的大雨の予報も出ており予断を許さない状況です。
今年の梅雨入りは、例年よりもかなり早いようですが、
梅雨明けも早い、とは限らないようなので、
各地での土砂災害等が気になるところです。
気象庁の気象統計情報には、
日降水量1mm以上の月間降雨日数が地域毎にまとめられています。
このようなデータを元に、
それぞれの地域での検討を行う方も多いかと思います。
建設工事においても降雨に大きく影響されます。
降雨による影響は、法面の養生等の土砂災害への対応も必要となりますので、
現場の方にとって要注意事項です。
また、全体工程にも大きく影響します。
工程計画の段階で降雨による工期の遅れを
ある程度予測しておく必要があります。
そこで、工程アシストでは、
降雨による施工不能日が考慮できるようになっています。
ある指針に基づいた地域毎の月毎の施工不能日を
参考値としてデータを所有しています。
そのデータを工事期間のカレンダーに組み込みます。
勿論、ユーザーが自由に設定することも可能です。
このような機能を使って
よりリアルな全体工程の計画を立てることを支援しています。
施主、監理者との工程計画の協議に活かしていただければ幸いです。
前号では、
次期バージョンでエクセル感覚での操作性をご紹介しましたが、
その他に実務的な機能の一端を紹介させた頂きました。
では、次回をお楽しみに