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撮影枚数と品質
品質管理No.14
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今回で97回目のブログです。100回記念目前!!!
弊社もそうですが、3月決算の企業も多いかと思います。
皆さんにとってもラストスパートの時期、はりきって参りましょう!
先週は、大学入試の新たなカンニングの手口で、
頻繁にニュースになりました。
昨今の相撲の賭博事件と言い、
不正に対する避難で騒ぎすぎる気がします。
今回は久しぶりに、品質管理について、記述します。
【品質アシスト】というサービスを通して、
配筋および仕上げ検査システムのご紹介や、
検査データ作成等を行っています。
品質検査の重要性は、構造計算書偽造事件の後、
更に大きくなっています。
配筋検査が良い例で、
昔であれば配筋写真は抽出で良しとされていたものが、
今では全数撮影も珍しくありません。
同じ検査システム(ソフト)を使用しても、
使用するゼネコンによりその利用方法も様々です。
その違いは、配筋検査におけるデータの細かさ、
撮影する写真の枚数、使用する帳票、等々
其々のゼネコン或いは監理者の指示により異なります。
撮影する枚数の多さや撮影時の細かい配慮は、
私が現場管理を行っていた頃とは、雲泥の差があります。
つくづく、現在の現場管理の方々には頭が下がります。
デジカメの普及もその傾向を助長していますが、
品質確保の担保として
撮影枚数が増大する傾向にあることは
無理からぬことかもしれません。
撮影枚数が多くなればなるほど、
検査システムの機能や処理能力が問われます。
現場の方が、クライアントが要求する品質を確保するため、
実際の現場での品質確認・検査に集中して頂くためにも、
検査システムを役立てて頂ければと祈っています。
パソコンの能力が向上したとはいえ、
処理容量の課題題、処理速度の課題も残されていると感じます。
皆さんの賢い利用・活用によって、
更なる品質向上を実現して頂ければ幸いです。
では、次回をお楽しみに