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地域の活性と医療ツーリズム
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何と言っても先週の衝撃的事件は、NZ地震。
クライストチャーチには20年程前に行ったことがあり、
質素ながら落ち着いた街の雰囲気が記憶に残っています。
只々、一人でも多くの無事を祈るばかりです。
また、北アフリカ、中東地域の反政府運動が様々な影響を及ぼしています。
数多くの犠牲者が出る、一方経済的な影響も気になります。
原油価格上昇の懸念から先物価格は高騰。
電気・ガス料金の値上げも気が重くなる記事です。
国内外の方々で気が重くなるニュースが多いのですが、
地域のホットな話題をご紹介します。
私は今、福岡に来ています。
博多駅ビル開業の関係です。
地元紙に目を向けると、
3月12日の九州新幹線全線開通に先駆けての試乗会。
駅ビル内のテナントの内覧会等、
イベントが目白押しのようです。
地元、福岡大学都市空間情報行動研究所によると、
新博多駅ビル開業後の来訪者予測では、
博多地区の来訪者が35%増とか。
その代り天神地区は5%減だそうです。
但し、現状では、天神地区の年間売上は5,000億に対して
博多地区は1,000億規模ですから、
まだまだ、天神地区の商業活動は福岡の中心のようです。
福岡は、九州各地の観光客を集めるだけでなく、
韓国、中国等のアジアの玄関口の機能もあり、
これから、益々新しい人の流れが生まれること、期待されます。
それに関連した記事では、お隣の佐賀の新鳥栖駅前に
「九州国際重粒子線がん治療センター」の建設工事が始まり、
医療と九州観光を融合させた新たな地域戦略を探っています。
鳥栖方式の「医療ツーリズム」を構築しようと意気込みも盛んです。
最近のニュースで、医療滞在ビザの初めての患者の記事が記憶に
新しいですが、日本の医療技術の向上と経済効果に大いに期待するところです。
医療ツーリズム(医療観光)については、下記を参考にしてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/医療観光
弊社は、昨年末から九州各地へも活動の場を拡げておりますが、
今後新たに、
皆様の故郷への社会貢献ができることを楽しみにしています。
では、次回をお楽しみに