*****************
地震に備えて
省エネNo.33
*****************
今回で、90回目のブログとなりました。
100回まであと一息です。
阪神淡路大震災から丸16年が経ち、様々な行事や報道が行われています。
当時、社命により震災の状況視察に行ったことを思い出します。
その後、耐震診断や耐震補強の取り組みが活発になりましたが、
10年以上経過した今も、家屋の耐震化があまり進んでいない印象があります。
朝日新聞の調査では、
耐震性のある水道管の割合が平均で17%にとどまっている。
とのことでした。
大地震時の被害拡大の原因の一つに「断水」が挙げられます。
47都道府県の県庁所在地を対象にした調査ですが、
耐震化率が高い都市で38.4%(千葉市)、低い都市では1.1%(宇都宮市)
とかなりバラツキが大きいようです。
同記事によると、50~60%の耐震化率が欲しいとの指摘があり、
更に耐震化の比率を上げる必要がありそうです。
水道管の更新が進まない要因として、
水道事業の収益が減少傾向にあることもあるようですが、
人命に係ることだけに優先度を見直してほしいものです。
無線センサーシステム「はやぶさ」では、
水道メーターとの連携が可能です。
弊社のシステムを利用すれば、
通常の水道使用量の遠隔監視が容易に行えます。
離れた施設や屋上の点検しにくい場所の使用量の把握に役立ちます。
場合によっては、震災時にも役立つかもしれません。
では、次回をお楽しみに