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BIMと工程(その3)
工程Vol.13
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早いもので、今年最後のブログとなりました。
既に、年末年始の休暇に入っている方も
いらっしゃるかと存じます。
今回は先週の宿題、
3次元CADの機能等のご紹介です。
な、なんと無償の3次元CADは、
何を隠そう弊社パートナーでもある
キャトル社の施工図CADソフトです。
http://www.catr.com/
施工図CAD出始めの頃、一世を風靡したソフトで、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
当時は2次元CADでしたが、
その後着々と機能を強化して、
建築3次元CADとして
バージョン(Ver8)となっています。
その使い方は、施工図作成は勿論、
積算資料との連動、施設管理システム(FM)との連動性も高く、
建物の施工管理から竣工後の施設管理に至るまで有用なものです。
部材を置く3次元感覚は難しく手間が掛かるイメージだと思いますが、
この商品は、
2次元CAD と同じく線を引く感覚で壁や梁等の部材を置く事ができます。
オブジェクトが部材なので自動包落、自動干渉処理、自動寸法発生処理、
変更処理の自動修正などをコンピューターが行う事ができ
スピーディーで間違いが少ない処理が可能となります。
また3次元CAD においては矩計図面の自動作図処理やモデリングによる
ビジュアルな収まりチェックなどを提供しています。
但し、建築に特化した機能が多く、
特徴を引き出すには、
土木工事等には不向きかと思います。
如何でしょう?
読者の中に、建築関係の方々は、
試しに使ってみては如何でしょうか?
最後に、弊社の年末年始の休暇は、
12/30~1/4
の予定です。但し、メール等の問い合わせには、対応致しますので、
遠慮なくご相談ください。
今年、最後まで読んで頂いき、誠にありがとうございます。
では、皆さん、良いお年を