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日本の空、これからどうなる?
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羽田空港に4本目の滑走路と新ターミナルが完成し、
31日、32年ぶりに国際定期便が飛び立ちました。
アジアのハブ空港化を目指してのお祭り騒ぎの中、
航空業界の様々なニュース・記事がありました。
今週のAERAから、
JAL「戦犯」が居座る
~整理解雇が騒がれている中、役員の居座りや天下りが。。。。
やはり、貧乏くじは、一般市民や弱者の社員だったのか?
LCCがリストラJALを食い尽くす
~LCC:ローコストキャリアの格安航空会社が更なる価格破壊を進めています。
JALの本当の敵は、もはやANAではないようです。
先週、私が気になったのは以下の記事です。
朝日新聞の10/28の1面から、
「管制官が誤指示、山肌まで520メートル ANK機」
http://www.asahi.com/national/update/1027/TKY201010270449.html
GPWS(対地接近警報装置)等の安全装置の大事さを感じつつ、
大事に至らなかったことは、何よりですが、
・・・・現役のパイロット(59)は「GPWSに従ったから助かったが、
相当危険な状況。管制官にあってはならないミスだ」と指摘する。・・・
の文面には、いささか、疑問。
パイロットは、視界が効かない中とはいえ、
自分が飛んでいる場所がどの辺(大雪山の地域)かは分かるはずですから、
管制官のミス・誤解も十分気づくことが可能だったのではないでしょうか?
数百名が搭乗する旅客機のパイロットは、乗客の命を預かる、
責任あるエリートのはず。
この記事を読んで、もはや、
パイロットも指示待ち社員化しているのか?
と寂しくなりました。
将に、日本の空(航空業界)、これからどうなる。
振り返って、
建物・施設を管理するのにも、自動制御や
様々なセンサーシステムが普及するようになりました。
営業的なスタンスでは、
センサー等の計器類を大いに活用して頂きたい立場ですが、
計器や自動制御のような装置を盲信するのも如何なものかと、感じます。
やはり、
道具(計器等)は使いこなして、なんぼ。ではないでしょうか?
では、次回をお楽しみに