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不測の事態に備えて
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奄美大島ようやく、復旧本格化・学校も再開され始めています。
秋雨前線と台風の組み合わせで大雨になることはよくありますが、
今回は、奄美大島から1500km以上離れた
南シナ海にある台風13号が影響していたようです。
最初にこのニュースを知った時、
台風でもなく都心のゲリラ豪雨でもないのに、という驚きと
突然の災害に、
被災者の方の恐怖はどれほどのものだったのか、
という思いが巡りました。
それに比べれば、誠に瑣末な事柄ですが、
私、最近携帯電話を紛失して慌てる事態に。
IPHONEは、パソコンと同期をとる仕組みになっているので、
数日前までの状態がバックアップされていました。
自分自身、私的な使い方も多いので、
携帯のバックアップなどあまり意識していませんでしたが、
やはり不測の事態に備えてバックアップの大事さを痛感した次第です。
そこで、今回は不測の事態に備えてつきましてのエトセトラ。
以前から話題にも上がってます、
クラウドコンピューティングもその意味で有用ではないでしょうか。
使用料の安さが強調されがちですが、
分散された世界のサーバにより
データが保管され、処理されています。
世界のサーバーの台数、少し前の記事では、
2008年通期の世界サーバー出荷台数は810万台、
そのうち「わずか4社」が160万台のサーバーを購入しています。
4社とは、Microsoft、米Google、米Yahoo!、米Amazon.com。
(「"雲”の中にサーバーは何台あるか」と言う記事から)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090327/327297/
国内では、データセンターを地方に置いたりする企業もありますが、
奄美のような災害を考えると、
もう少し世界規模のバックアップ体制が必要かと考えさせられます。
しかも、その利用料金がとても安価になってます。
ゼネコンにおいては、
本社と各作業所のデータの共有をどのように管理していくのか、
クラウドの活用の取り組みが進められています。
「業界共有アプリケーション クラウドサービス開始」
(建設工業新聞、2010年10月8日から)
また、弊社にて支援している
あるクライアントの施設管理においても、
クラウドサービスにて管理運営が可能なシステムを提供しています。
図面・台帳リスト整備等、何かあった時の保管図面の紛失等の
リスクを考えるととても重要な使命です。
等々、不測の事態に備えて
でした。
では、次回をお楽しみに