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計るだけダイエット と 見える化
省エネNo17
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先週、サッカーワールドカップが開幕しました。
果たして、日本代表、初戦の行方は?
今回も省エネ関係のお話をします。
「計るだけダイエット」ご存知ですか?
多分、女性の読者が少ないので殆どの方がご存じないかもしれません。
ダイエット方法、数ある中で最もシンプルなダイエット方法でしょう。
http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20100526
その注意点をここに紹介します。
・体重計は、細かい数値まで表示される正確なもの
・階段状に効果が出るように
・リバウンド対策
等々、勿論、ダイエットに関する言葉で描かれえてますが、
私は、この番組を見ながら、これって、
省エネ対策、省エネの見える化に通じている。
という思いを抱きました。
省エネに取り組むには、先ずは自分の体重が何キロか?
に相当するCO2排出量(電気料、ガス料、水道料)の把握から。
因みに東京管轄の方は、以下のホームページから、
ご自身の光熱費の使用実績が分かります。
東京電力
https://www30.tepco.co.jp/dv02s/dfw/shapeup/DV02A012/DV02AETOP.jsp
東京ガス
http://home.tokyo-gas.co.jp/mytokyogas/index.html
東京都水道局
http://uketsuke.waterworks.metro.tokyo.jp/jisseki/index.html
しかし、月々の使用料が分かっただけでは、対策は立てにくいものです。
そこで、もう少し見える化する必要が出てきます。
日中の時間帯でどうなのか。
電気量の中でも照明、空調、冷蔵庫の中で
何をどの位使っているか。
ダイエットの体重計も、より正確なもの、
少なくとも100kg以下の精度のものが必要で、
毎日2回計るとのことですから。。。。
これは、企業の取り組みでも同じです。
改正省エネ法ではより多くの企業に、
先ずは、エネルギーの使用状況を把握し、
そこから削減目標を設定していく。
確かに、設備投資等による対策も効果が得られますが、
より正確に使用状況を把握することで、
運用改善による効果も得られますし対策が見えてきます。
一般家庭向けの省エネ商品も数々ありますが、
先ずは、ご自身の使用状況を把握することから始めることが、
省エネの近道、王道ではないでしょうか。
では、次回をお楽しみに