************************************
益々盛ん?リバースオークション
省エネVol.13
************************************
GWが明けると、いきなり夏の陽気になりました。
皆さん、体調を壊さないようにお気をつけください。
それにしても普天間基地問題は、どうなっていくのでしょう?
前々回で紹介した「待ってるだけで価格が下がる」
の仕組み:リバースオークションについてもう少し紹介します。
リバースオークションは、1995年にGlen Meakem氏が設立した
FreeMarkets Inc.(2004年にアリバ社と合併)により
企業間における交渉の手法として一般的に広まった、ようです。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/リバースオークション)
建設業においては、近畿整備局が2007年09月03日に初試行してから、
各ゼネコンでも取り組む会社が増えている様相です。
http://www.nikken-times.com/topix/1188779658
「ファマボット」の前身であるFMシステムの頃から、
リバースオークションの機能が搭載され、実績を上げています。
前回は触れていませんでしたが、
単品の調達物ならば良いのですが、
ある程度以上の品種や項目が多いものは、
リバースオークション開始の前に
仕様決定、見積徴集のプロセスが必要です。
ファマボットには、
オークション前の処理にも工夫がなされています。
発注者が、仕様を入力することなく、
仕様が決まっていく仕掛け。
参加業者が楽になる仕掛け。
落札金額が更に下がる仕掛け。
等々。これまでの経験から発注者が楽になり、
ガラス張りの仕様の元、純粋な価格競争が行われる
仕掛けをご用意しています。
また、サプライヤ(応札業者)についてですが、
現在は、あくまで指定された業者、実績がある業者に対して
リバースオークションを行っております。
これは、やはり品質面での信頼性からどうしても避けられない
ので、業者登録のルール等の規則が必要です。
今後、多くの建設工事にも利用しやすいように、
積算内訳のデータを取り込む仕組みを用意してます。
ファマボットでは、
平均25%のコストダウンが可能になりました。
この実績は、オークション開始前に、
既に見積徴集やある程度のネゴ等のプロセスを
経過しての実績集計というのもミソなんです。
では、次回をお楽しみに