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外注する領域は何処に?
工程管理Vol.6
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未だGW休みの方も多いかと思いますが、
皆さん今年のGWは如何でしたでしょうか?
高速料金の休日割引最後の連休で、
渋滞情報には目が離せなかったのではないでしょうか?
今回は、久しぶりに工程管理シリーズ(Vol.6)です。
以前に比べ工事現場に工程管理ソフトを紹介する機会が多くなってきました。
販売当初は、本社機構の部門に紹介することが多かったのですが、
各社の様々な理由から現場に出向く機会が増えてます。
私自身、入社当時は、工事作業所でしたので、
現場の方々と話が出来るのは楽しみでもあります。
そこで感じるのは「現場の方々は辛抱強い」ということです。
工事現場では、予算(原価)、工程、安全、品質を中心に管理される訳ですが、
近隣への広報活動や社員教育あるいは業者の教育(教わることもありますが)
まで至ります。
日々の活動は、業者の手配、現場の進捗状況確認、必要書類の作成、
施主・設計事務所との打ち合わせ等々様々な業務をこなさなければいけません。
中でも年々増加傾向の業務が書類作成で、安全書類からISO関係の書類等、
相当な量の書類を作成されています。
私が現場で仕事をしてきた頃の何倍でしょうか。。。。
「今の現場の方は辛抱強いな~」と感心します。
その分、積算や施工図の外注化等も増えてきています。
これには、社員育成の観点から異を唱える議論も多く聞かれますが、
決められた工期の中で業務をこなすことは致し方ないことかもしれません。
要は外注内容や領域の問題だと思います。
現場で工程表のサンプルを預かる時に感じるのは、
「かなり手間を掛けて作成されているだろうな。」とか、
「編集した際に間違いやすい作成方法だな。」
と感じることが多々あります。
その部分を外注化ならぬソフトの活用で解決していただければ幸いです。
弊社も工程表の書式作成のお手伝いをしたり、
品質管理ソフトを使用する際のデータ作成を行ったりと、
外注化のお仕事も行っておりますが、
あくまで、このサービスは現場の方のアシストを行っているだけで、
その方の現場に対する理解が薄くなるような影響が出ないように願ってます。
寧ろ単純作業等の軽減で、
本当に検討しなければならない時間を費やして頂きたい。
と願っています。
現場の方にとっては釈迦に説法だったかもしれませんが、
同じような思いで弊社のシステムをご利用いただきたく
書きました。
では、次回をお楽しみに