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システム利用で品質が下がる?
品質管理 Vol.7
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(今週のAERA「地球温暖化はトリック」から)
先週世界の注目を集めて始まったCOP15。
ところが、。。「地球温暖化は事実か」という。。。
こんなスキャンダルまで出てくるのは、
それだけ様々な人々が関わっている現われなのでしょうか。
現在、温暖化・省エネに関するサービスも企画中です。
次回のブログにも紹介する予定ですので楽しみにしてください。
今回は、品質管理シリーズの第七弾として品質アシストを引き合いに
システムの効果を発揮する使い方のご提案をお話します。
例えば、
「システムを導入して品質管理における現場の作業を軽減し効率を上げよう。」
という意見に対して、
「管理業務が簡略化されると仕事を覚えなくなり品質が下がる。」
車社会、ネット社会がそうであるように、
便利なものであるほどその弊害も大きいものです。
但し、生産性を追及する企業であるならば、その弊害を制御しながら、
便利な道具を使いこなしていかなければ、
企業の発展や存続は危ういものになってしまうのではないでしょうか?
品質アシストでは、品質検査をより効果的に行って頂くために、
効果が得られる建物用途や工事の規模のご説明、
システムを使用するに当たって、外注した方が良い作業範囲をご説明しています。
配筋検査システムでは、
デジタルカメラ撮影の際に使用する構造断面図のデータ作成等は外注を勧めています。
それは、
現場における肝要なことは、現場での配筋状況を確認することで、
その時間を確保することであり、その為のデータ作成やその後のデータ整理は、
そもそも現場の本業ではないからです。
従って、品質アシストでは、本業でない部分をシステムで処理して、
現場の方に本業に専念してもらうためのサービスを行っています。
弊社の他のシステムでも訴えていることですが、
単なるシステムやソフトの配布だけでなく、
導入するシステムをより効果的に利用していただき、
企業の生産性向上に寄与するのに必要なサービスを行うことを心がけています。
昨今の雇用不安の世の中ですから、
雇用確保の観点からは、一見、逆行する考えかもしれませんが、
少数精鋭を目指す企業であれば、自社のコアな業務を認識し、
アウトソーシングすべき業務を精査する必要がありと思います。
逆に、
業績悪化→無駄なことも社員にやらせる→生産性の低下→業績悪化
のような負のスパイラルに陥らないように、
皆さんと共に頑張りたいと思っています。
では、次回をお楽しみに