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建物の状態をどうやって【見せる化】するか
見える化Vol.8
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スポーツの秋!松井選手のMVPおめでとうございます。
その他日本シリーズやフィギアスケート等々盛り沢山でしたね。
今回で見える化シリーズも第8弾となりました。
既に、話題が【見える化】から【見せる化】に移ってきており、
今回は、【見せる化】の具体的な方法をご紹介します。
前回は、様々な【見せる化】なる仕組みがあることをご紹介しました。
そして、従来の建物の維持管理についてビルの中央監視室等で
建物および機械設備の状態をモニターで
監視するようなものを【見える化】と考えた場合、
【見せる化】とは、もっと積極的に、且つ、
更に広範囲の関係者に知らせるような仕組みと捉えています。
知らせる範囲としては、
管理会社の常駐の方がモニターを監視するイメージに対して、
オーナーや関連メーカーの専門技術者まで関係する方々に知らせる、
というイメージです。
但し、関係者全員が四六時中状況を監視するのはナンセンスですから、
状態監視の中でも、今後異常が発生する兆候を察知して知らせるような
ルールを設定することで、より効果的な対応や状況把握が可能になります。
上記の異常が発生する若しくは壊れる兆候を事前に察知し保全することを、
設備関係の専門用語で「予知保全」と言われていますが、
それぞれの機器が壊れてから知らせるのでなく、
壊れる前の状態を予知して知らせることによって
機器の寿命を長期化したり、より効率的に稼動することを実現します。
上記のような維持管理を行うことで、本来の省エネになると考えています。
昨今の省エネブームで、新技術や新商品の性能に目を奪われて、
飛びつくのではなく、今使っているのものを大事に使う。
より良い状態で使うことが、結果的に省エネになるのではないでしょうか?
今回で、見える化シリーズは、一旦お休みして、
次回は、来月セミナー開催予定の工程アシストについてご紹介します。
では、次回をお楽しみに