***************************************************
見える化から見せる化へ
見える化Vol.7
***************************************************
スポーツの秋、観戦する方々にとっても今がシーズン真っ盛り。
野球の日本シリーズ、ワールドシリーズ共に盛り上がっているようです。
米国でも日本時選手が頑張っていると、応援にも力が入ります。
シリーズが続きますが、今回も【見える化】シリーズとして、お話します。
今や【見える化】から【見せる化】とシステムが提供する役割も拡がりつつあります。
対象となるものによってその機能は様々ですが、
【見せる化】は関係者に大事な事を知らせる機能を持つことと解釈できます。
「見える化と見せる化」
http://jp.fujitsu.com/group/fri/column/opinion/200803/2008-3-2.html
「業務プロセスを見せる化しよう」
http://www.atmarkit.co.jp/im/cbp/serial/pvisualize/01/01.html
建物に関して【見せる化】を考えた場合、下記のものが挙がってきます。
①建物のエネルギー消費
②建物の機械設備の状態
③建物内の執務環境
最近の省エネの話題性から1番目のテーマが注目されがちですが、
互いに関係深い事柄であり、
建物のオーナーや管理する立場の方にとってはどれも需要な課題です。
建物を健全に維持していくには、
何れの状態も正確に把握する必要があると思います。
そして、その状態を監視するだけでなく、
「見せる」若しくは「知らせる」必要も出てきます。
ある設備機械の状態を監視し、その状態に異変の兆候が見つかると、
その専門技術者に知らせる。若しくは他の関係者にも知らせる。
この行為だけでも機械設備の寿命を長期化し、
テナントのクレームを未然に防ぐことが出来ます。
そんな機能がある建物は、余程重要な建物で、
かなり高価なシステムが必要だとお考えでしょうか?
従来、最新式の中央監視盤が必要であったり
常駐した専門技術者が必要と考えられてきて、
そのような体制で管理されている建物も多くあります。
しかしながら、
・建物の維持管理費を削減する
・建物で発生するエネルギーを削減する
等のテーマは、規模の大小に寄らず重要な課題です。
建物の(状態の)見せる化がどんな建物でも実現できると良いと思いませんか?
そこで、
建物の見せる化を実現する方法について、
次回ご紹介します。
では、次回をお楽しみに